暇潰し編まで終了〜

 本当なら自分の推理とか披露するんだろうけど、その前に一言。
 なんなんだこの村はっっっっっっっ!!!!!
 さて、このテの話は普通、「なんか超常的な意志が働いてる」→「……ように見せかけて、実は人為的な犯行」というのがパターン(ていうか、でないと推理ものにならんw)。だから、基本的には「誰が、なぜ、どうやって?」を考えることになる。まあ、「なぜ」の部分は、最後に「実は……」という形で明かされることが多いんだけど。
 しかし、『ひぐらし』の場合、そうやって考えることが正しいのか、大きな疑問がある。なにしろ、祟りだといわれてる連続殺人事件に関しての情報が、あまりにも少ないのである。普通の探偵ものだったら「その現場に、案内してもらえますか?」てな展開になる部分が、あっさりと端折られてる。これは推理というより、創作をやる者としての意見だけど、これでは「実はすべて同じ人間の犯行なんです」という展開には持っていけない。
「祟り」にしても、神様サイドと鬼サイド、両方の可能性があって、にんともかんとも。伝説から考えるなら、人間と鬼の仲介役だったはずのオヤシロさま勢力(古手家)が没落しちゃって、鬼が暴れ出した……ということなのかもしれない。オヤシロさま・鬼・人間のそれぞれが思惑を持って動き回ってる。そんな感じがする。……なんの根拠もないけどな!