紫外線と市街戦。これを描いたのは、とても、とても暑い夏の日のことでした…。
自分でも何を描いているんだろうと思ったり思わなかったり。


「ほらほら課長、これもいいでしょー。無修正っすよ無修正」
「いやだからこれ無修正だったらおかしいだろこの子。胴体がないぞ」


「お、おいユウコ…無理して飲み込まなくていいんだぞ?」
「ううん…タカシくんが喜んでくれるなら、わたし、頑張る…」
「ユウコ…」
「ん…………ごく」
「……」
「不味い! もう一杯!」
「青汁かよ」


「へっへっへ、まだ口を割らないのかい嬢ちゃん」
「んぐっ…」
「嬢ちゃんが知ってることを全部吐かないと、こうやって毎日凌辱されるんだぜ。どうだいそろそろ言いたいことがあるんじゃないか」
「あ…」
「あ?」
「あしがみじかい」
「それは作画上のミスだ(泣)」


「やった! 新記録!」
「おいばかやめろ」
「次はギネスに挑戦!」
「やめてくださいしんでしまいます」


「キャッ…! ちょっとそこのあんた!」
「な、なんだよ」
「今見たでしょ! わたしのパンツ!」
「そ、そんなの見てねえよ」
「ウソ! 絶対見た! だって顔赤いもん!」
「違うって! パンツなんて見てねえって! だってお前!」
「なによ!」
「……パンツ履き忘れてるだろ……」
「……………………………あっ///」


「えへへ、お兄ちゃん…なんだか夢みたい。お兄ちゃんとこんな関係になれるなんて…」
「にゅるにゅる」
「ずっと黙ってたけど、わたし…前からお兄ちゃんに憧れてたから…」
「にゅるにゅる」
「でも、話を聞いてホントにびっくりしたわ。わたしが本当はダンジョンの隅っこに捨てられていた赤ん坊で、パパとママが拾って育ててくれたなんて」
「にゅるにゅる」
「パパもママも黙ってるんだもん…もっと早く教えてくれてたら、こんなに悩まないで済んだのに。お兄ちゃんのこと好きになるなんて、なんていけない妹なんだろうって、すっごく悩んだんだから…」
「にゅるにゅる」
「…え? 『普通、血がつながってないことぐらい言わなくても気付くだろ』って? なんで?」
【触手お兄ちゃん:完】


「ふむ…これはなかなかの逸品。マスター、もう一本いただこうか」
「お客様申し訳ございません、私のイチモツは一本しかございません」