家「久しぶりにここでも書くか」
え「ちょ、ホントになんでいきなりこんなところ更新してるんですか。マンガ描いてくださいよ。二か月くらい更新止まってるじゃないですか」
家「いや、単にはてなダイアリーのIDとパスワード忘れてないか試しにログインしただけなんだけどw ログインした以上なんか書いておこうかなーと」
 
家「そういやツイッターは便利なんだけど、長文を書くのに向いてないから、語りたくても語れないのよね。フォローしてくれてる人に迷惑だしー」
え「短くても意味不明なツイートは迷惑だと思います」
家「頭に浮かんだことをそのまま垂れ流してることも多いからなあw」
 
え「アベノミクスに否定的というか、不安があるみたいなツイートしてましたけど」
家「いやあ、心配するのが普通だろうw もともと俺は、政府方針として他の問題は全部後回しにして経済対策に注力するというのは賛成なの。理由は『お金があれば大抵のものは解決できる』から」
え「どこかの悪代官みたいなセリフですねw」
家「でも事実だろうw だけど、意図的な円安誘導とかになってくると、ホントに悪代官的というか、そこは市場経済の聖域じゃないかなーって思っちゃうわけですよ」
え「円安反対ってことですか?」
家「1ドル70円代は明らかに異常事態だったので、90円台に戻してるのは正常化だと思う。けど、これが150円台とかまで進行したら逆方向に異常事態かなーと。バブル景気って実体経済との乖離が問題だったわけだけど、要は日本の今の実力に見合ったレートで収めないとどこかで破たんする…んじゃないかなー」
え「実体と乖離して円安が行き過ぎても、どこかでおかしくなる(たぶん)ってことですね。家主さんの意見としては」
家「人為的に円安にすることができるなら、よその国もやるので、結果的に何も変わらないんじゃ?ってのもある」
え「円安競争ってやつですね」
家「あとはー、ほら、エネループ
え「え? ああ、発売元がパナソニックになって、デザインが変更されちゃった件ですか」
家「ひどいと思わなかったか」
え「ひどいですねw これまで築いてきたエネループのブランドイメージが一瞬にしてガラガラとw」
家「こういうことを平気でやれちゃう日本の大企業が、仮に円安の効果で復活しても、俺はいいことだと思わないんだよ。理想論かもだけど、やっぱ画期的な新商品だったり新市場の開拓だったり、冒険を乗り越えて復活してもらわないと」
え「なんかー、家主さんは白川総裁寄り? あ、元総裁か」
家「まて、まだ辞めてないw 経済なんて詳しく知らないけど、発言聞いてるとたぶん似たような発想がベースにある気がするね」
え「もし家主さんと同じ発想だったら、失敗して当然ですね」
家「うん、俺もそう思うw 俺が考えることは大抵失敗するからw」
 
家「お金って、国家の血液なわけだよ。お金が動いた分、物が動く。毎月10万円もらって10万円使うのと、100万円もらって100万円使うのでは、どちらも貯金は0円だけど、使った分の物が手元に残る。だから赤血球が酸素を運ぶように、お金は物を運ぶわけだ」
え「なるほど、デフレはいわば貧血状態ってことですか」
家「そう考えると、インフレ政策は、大量に輸血したり血管を拡張することで血流を良くする政策ってことだ」
え「血流が良くなるのはいいことじゃないですか」
家「でも一時的に体力は回復するけど、病気を治さないとまた入院することになるだろ」
え「でも体が弱った状態じゃ、病気を治すこともできないじゃないですか。手術に耐える体力も無かったりとか」
家「…まあ、なんかニワトリと卵のどっちが先?みたいな議論っぽいな、これは」
え「さっきの『お金は物を運ぶ』って話ですけど、家主さん何か欲しいものあります?」
家「あー、そこも気になるなあ。デフレだから物欲が薄くなってるのか、物欲が薄いからデフレなのか。俺、実家暮らしだからだけど、お金より時間が欲しい」
え「そういう社会人は多いんじゃないですかね」
家「ネットのおかげで、1億総クリエーター化みたいなことになってるじゃない。それなら、何かを創造するための時間やツールが欲しいって人が増えるのは当然なわけで。実はそこに復活のカギがあるんじゃないかって気もするんだよね」