家「せがた〜三四郎〜 せがた〜三四郎〜 セガサターン、シロ〜♪」
http://www.youtube.com/watch?v=AUyhncpG3nk
え「今度はせがた三四郎ですか……え!? 英語字幕付き!?」
家「なんか、海外で大ウケらしいの。Youtubeせがた三四郎の動画がいくつもアップされてて、中には10万viewを越えてる動画も」
え「海外……って、どの辺りなんですか?」
家「知らないよー、俺に訊くなよー」
 
家「それにしても思い出すなあ。秋葉原ソフマップ13号館(当時)で中古FCソフトを漁っていたら、店内BGMに混ざってこの曲が流れてきたんだ。
 その瞬間、俺の中で何かが弾けた!」
え「弾けるな
家「そして気が付いたらヤマギワソフトでCDを買っていた。あれ? 石丸電気だったかな?」
え「買ったんですか!」
家「これはゲーム機の枠を越えた、あらゆる世代のゲーマーの魂を揺さぶる名曲さ。バカだと笑わば笑うがいい」
え「あはははは
家「笑うな!」
え「どっちだよ」
 
家「島本和彦先生の描いた読み切りマンガも良かったなあ。北極海の流氷の上でエスキモーの少年にセガサターンを教えてあげようとするんだけど」
え「どこでサターンを……」
家「ところが画面が映らない。足元を見ると、どうもコンセントに足をひっかけてしまったらしいのだ」
え「流氷の上でコンセント?」
家「延長コードをいくつも連結して、はるか水平線のかなたから電気を引っ張ってきてるの。海底ケーブルみたいにして。
 そこでせがた三四郎は、少年のために極寒の海に飛び込むんだ。『今おじさんがつないでこよう……待ってな、ボウズ!』って」
え「な、なんて無茶な!」
家「少年は待ち続けた。そして西の空に夕日が沈み、頭上に満天の星が輝き出す頃……ついにセガサターンが起動したのだ!
 少年は叫ぶ!『おじさんが、この海のどこかでコンセントを……これでセガサターンできるよ、おじさん!』」
え「せがた三四郎ーーーーーーーーっ!」