家「『スパークスター』ってゲームがあったんだよ」
え「知りません
家「一刀両断にしやがったな。まあ、知名度はメチャクチャ低い。コナミのゲームなのに」
え「え、そうなんですか?」
家「コナミメガドライブに参入した時の第一弾ソフトが『ロケットナイトアドベンチャーズってアクションゲームなんだけど、スパークスター』はその続編。この続編の方はスーファミに移植されたんで、俺もプレイできたわけですよ」
え「へーえ。……でもやっぱり知りませんねえ。検索してもほとんどヒットしないですよ」
家「どっかのページには『コナミの歴史から抹消されてる』とか書かれてたな(涙)。でも、面白いんだよ、すごく。『同時期にガンスターヒーローズが発売されたせいで影が薄い』とか『ソニックへの対抗心が見え見え』とかいろいろ書かれてるけど、面白いは正義だ!
 主人公は背中にロケットを積んだネズミの騎士なんだけど」
え「スミマセン、いきなり次元が歪んだ気がするんですが(笑)」
家「しかたないだろ、そういうキャラなんだから(笑)ともかく、そのロケットを駆使することで、アクションゲームにも関わらず一度も地面に足をつけずにクリアすることも可能という、ハチャメチャぶりがたまらないのだよ。アクションはやっぱりこうでなきゃ」
え「で?なんで突然そんな話を」
http://www.youtube.com/watch?v=gNxkQ0z__S8
家「youtubeっていいねえ!」
え「またか……」
家「まあまあ、一度ごらんなさいよ。さすがコナミ、職人技だねえって感じの作り込みなんですよ。技術的にはもしかしたら、『魂斗羅』シリーズより上かもしれない。BGMも大好き。ぜひ、もっとみんなに知って欲しい」
え「でもですねー、知っても遊ぶ機会がないんですよねー」
家「うむ……俺も、たまたま中古屋で見かけて『たまには敢えてハズレを引くのも一興か』とか傾き心を出して買ったら、大当たりだったという(笑) まさに奇跡の出会いであった。俺もその一回しか、『スパークスター』の現品をみたことはない」
え「おお、まさに一期一会」
家「よいゲームとの出会いはまさに人生そのものよ……」
え「何を言ってるんだろう……」