家「最近『えいご漬け』やってるんだが」
え「へー。DSの?」
家「初プレイ時に実力を判定して、E判定だったんだ。“身振り手振りで意志疎通ができるレベル”」
え「……あのー、家主さん……一応大学出てますよね……?」
家「うるさいな! 出てるよ! 研究室にいた頃には、英語の論文読んだりしてたよ!
 とにかくそれでだな、毎日少しずつだがトレーニングを積んで、このたび再チャレンジしたんだ」
え「おお! 『えいご漬け』は果たしてホントーに学力アップにつながるのか?!」
家「……結果はFだった(笑)。“アルファベットが読み書きできるレベル”」
え「落ちてるじゃないですか!」
家「あまりに悔しかったので、さらに2・3日トレーニングして、実力判定してみたんだ。そしたら今度はE」
え「あ! 上がってる!(笑)」
家「上がってるけどさあ! でもさあ! なんていうか、もう『お前の実力は間違いなくその辺り』って言われてるみたいでさあ!」
 
家「まあ、これはあれだな。日本の受験システムがいかに実用英語からかけ離れているか、という証明だな! 『えいご漬けE判定の俺が大学を卒業できちゃうんだから!」
え「そ……そーですかね?」