家「正直、わわを『大日本梅干教』の信者にするかどうか、悩んだのだ」
え「え? ああ、ポニふりの話ですか」
家「元ネタがあるとそれに縛られちゃうことも多いし、元ネタを知らない人にとってはどうしてもおいてけぼり感があると思う。だから一度は、まったくオリジナルの宗教を設定しようとも思ったのだ。沢庵教とか」
え「どうしてそう漬け物にこだわるんですか(笑)」
家「でも、『わわは梅干教信者』って設定した瞬間に、ものすごいインスピレーションが湧いてきちゃったのだよ。『そうだ、梅干の壺を持たせて……昼飯はやっぱり日の丸弁当で……』って感じで。このインスピレーションを大事にしたかった。もう、引き返せないところまで、俺の中で『茶倉わわ』というキャラクターが固まってしまったのだ」
え「……沢庵じゃダメだったんですか?」
家「うむ、沢庵からインスピレーションは湧かなかった(笑)」