ストライキ〜

 まあ、避けがたい結末だったなーと。うちは今、読売新聞をとっているので、どこを見ても「ストライキは間違った決断」「ファンの夢を壊した」なーんて書いてある。ちがうよ、ファンの夢を守るためのストライキだよ。
 真っ先にファンの夢をぶっ壊したのが、あのナベツネさんだった。「たかが選手」なんて言われちゃあなあ。ヒーローとしての“選手”は、「たかが選手ではない」というところを見せなきゃならない。もうこの時点で、最終的にストライキに突入することは予感できた。
 どんなに選手が声を張り上げても、実際にお金を出している経営者たちは自分たちの決断を曲げることはできない。それまでの「選手軽視」の姿勢を改めることはできるかもしれないけど、金銭面での問題は別次元の話だ。一方で、選手たちもナベツネさんのせいで(笑)折れることができなくなっていた。となればもう、いったん破局を迎えるしかない。
 俺は今回のストを、全面的に支持する。あとは、「ファンのことを無視してる訳じゃない」というアピールとして、球場の前に選手が並んで「申し訳ありませんでした!」とか頭を下げてほしいところである。
 今回のストが「ファンの夢を守るためのスト」だとすれば、その目的は果たした。あとは歩み寄りの方向に動いてほしいものだ。