昨夜の話だが、『コマンドー』を見た。なつかしー。初めて観たときは子供だったので、詳しいストーリーは全然理解できていなかったが、それでも飛行機から脱出するシーンや名ゼリフ「放してやった」、バズーカを逆に撃つシーンなどは記憶に残っている。
大人の目で改めて観てみると、これはまるっきりマンガだ、と気付かされる。怪力ですべてを解決してしまう主人公。その爽快感が全てであり、警官に発砲しようが巻き添えで死人が出ようが、そんなものはカンケーないのである。
そして、それはとても大事なことだ。リアルに足を引っ張られて、作品の売りを捨ててはいけない。
