スリーピー・ホロウ

 テレビ東京で『スリーピー・ホロウ』を観る。うーむ、色々と予想を裏切ってくれて面白かった。しかし、一番裏切られたのは、予告映像を観て「この騎士ってデュラハン?」と思ってしまったことであった(笑)。『スリーピー・ホロウ』の騎士は純粋に首を失った騎士であって、デュラハンのように片手で自分の首を抱えたりはしていなかった。
デュラハン(デュラハーン)」http://www.asahi-net.or.jp/~QI3M-OONK/tosyokan/fantasy/w-dullahan.htm
 まあ、RPGでモンスターとして登場することも多いので、知ってる人もいると思う。『ソードワールド』では、確か「家の前に立って死を予告した後、一年後に再びやってきて死をもたらす」とかそんな設定だったと思う。
 その設定を元に、浪人生の頃、「首を無くしたデュラハン」の話を考えた。死を予告したのはいいんだけど、それから一年の間に自分の首をどこかに落としてしまい、仕方ないので死を予告した家の人々と一緒に首を探す、マヌケな死霊騎士の物語である。
 結局話をまとめきれずに放置してしまったが、そんなに悪い設定ではないな。今なら描けるかも知れない。なーんて自惚れてみたり。