『携帯輪廻!』完結

 感無量。といって、反省をおろそかにしてはいけない。
 一番の問題点は、やはりキャラクターの不在だろう。例えば虐げられていじける主人公の様子(携帯のメール欄にひたすら「課長のバカ」ってうち続けるとか)を出しておけば、全体のダラダラ感をなくすことができたように思う。後は「白樺さんに片想いしてる」シーンを出しておけば、主人公の動機もかなり明確になっていたはずだ。
 この辺り、まだまだ甘いと自覚せざるをえない。

 ただ、日記に以前「改善バージョンをアップする」と書いたが、それはやめる。後ろを見ていても始まらないし(笑)。